見積りサイトを利用して申し込みをかけた場合受け付けたメーカーの営業担当から連絡が来て、直接話し合いながら自分に合わせた見積りを作ってもらうこととなります。
既に紹介した「タウンライフ家づくり」は間取り
サンプルの制作や見積りサンプルの提案を依頼する機能があるためか、ライバルの資料請求
サイトよりも収録社数で見れば一歩及びません。
初期の段階では、住宅メーカーや施工会社などの参考データを自宅でサクッと集めてから展示場など直接交渉の場に行けば、、予備情報が入っているぶんスムーズに話を素早く呑み込めるためやっておきたいところです。
資料請求した時点で対応が鈍い、必要な資料をくれない担当者を置くメーカー
に本番となる家づくりの取り仕切りを任せようと考えるのは、有効策にはなりません。
このように装飾された情報だけに頼っても見逃しやすい本当の企業の姿を垣間見られるところも資料請求という手段の有用性なのは間違いありません。
展示場も公式サイトも時間や労力がかかるのみならず、単なる検討段階であることも関係なくセールス電話や登録住所への訪問といった直接的なセールスで押し込まれてしまうリスクがあります。
資料請求のリターン最大化には出来るだけ多くの業者を当たるのが漏れなく集めるコツですが、見境なく選択肢を増やす方向に偏り過ぎると確かな知識や技術のある業者をチョイスする工程がかかる手間も大幅アップしてしまいます。
電話や訪問による直接営業を利用者の意思と無関係に行う会社は、利用者目線で考えられない営業で消費者に与える不快感をイメージできない業者、と推測するための見立ての材料として考慮するのも安全策の一つです。
サイトの一括資料請求や見積りサイトだけに頼るのはいかんせん限界があることになりますが、情報集めの初期段階では希望に合うハウスメーカー
を厳選しやすい効果的な手段であり得ると言ってもいいでしょう。
家づくりを始める時、8割の人がカタログを請求してハウスメーカー選びの参考にしている統計結果があるほど、カタログを活用するステップが一般的と言えるでしょう。
なぜかというと条件が一定ではない注文住宅は敷地ごとの状況や建物の延べ床面積、設備のタイプや間取りプランの関係で坪単価が安定しないため、実際的な費用についてはカタログのみでは分からないでしょう。
最低限の条件を手あたり次第リストに入れて…検索!(ポチッ)で各業者のデータを厳選して調べることも有効ではあるのですが、せっかくの機会ですからすべての登録業者をターゲットにして資料請求するとしましょう。
郵送で手に入る宣伝資料の中でひときわ目を通すべきものが、過去のケースでそのブランド企業が手掛けた家を詳しく確認できる住宅ごとの施工事例集です。
また住宅会社の個性の違いで、費用や間取りなどのプラン、または家づくりのプラスαで実現出来る要求レベルや計画のかじ取りパターンが異なりやすい事実を思い知らされます。
一括資料請求の効果は利用者ごとに印象が語られているとは言え、日本中のハウスメーカー
の事情を知ることを考える上では欠かせないものであり効果的な手法です。
コメント